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【Cisco】ルータとスイッチの違い
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投稿者: mkさん
投稿日:2024/03/15 13:53
更新日:
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分類
技術
テクノロジー
ネットワーク
キャリア
運用・保守
投稿内容
今回は、ルータとスイッチの違いについてまとめたいと思います。

■ルータとは
一般的な家庭や企業のネットワーク構成を考えてみた場合、
家庭や企業内のネットワークとインターネットは異なるネットワークとなります。
インターネット上のサイトを閲覧したり、メールを送信したりするには、
PCが所属するネットワークとは異なるネットワークに通信していることになります。
こうした異なるネットワーク間で橋渡しを行うには中継となる機器が必要です。
それがルータです。

■スイッチとは
コンピュータネットワークの集線装置の一種で、
受信したデータの宛先を見て、
接続された各機器への転送を可否を判断する機能を内蔵したものです。
スイッチは、複数のコンピュータやLAN接続を行うネットワーク機器で、
スイッチングハブとも呼ばれます。

■ルータとスイッチの違い
ルータはレイヤ3(ネットワーク層)で動作する機器で、
上述した通りネットワークの橋渡しを行います。
ルータでは、ネットワーク層の情報を基にパケットを転送します。
代表的なネットワーク層のプロトコルであるIPで言えば、
IPアドレスでパケットの転送を行います。

レイヤ2の機器であるスイッチは、
受信したフレームの転送先をMACアドレスによって選択します。
フレームのイーサネットヘッダ内の宛先をMACアドレスを確認し、
自身の持っているMACアドレステーブルを参照して、
転送先を決定するという動作になります。

それに対してルータは、
受信したパケットの転送先をIPアドレスによって選択します。
ルータはパケットの転送先を判断するためにルーティングテーブルを保持しています。
ルーティングの際にはパケットのIPヘッダ内の宛先IPアドレスを確認し、
自身の持っているルーティングテーブルを参照して、
最適な転送先を決定するという動作になります。
また、スイッチはIPアドレスを設定しなくても動作しますが、
ルータにはIPアドレスの設定が必要です。

■補足
・ルーティングテーブル
 パケットの転送先を判断するためにルーティングテーブルを参照します。
 ルーティングテーブルには、宛先のネットワークに向かうための最適なルートの情報が登録されています。

■参考文献
林口裕志,浦川晃.シスコ技術者認定教科書.CCNA 完全合格テキスト&問題集 [対応試験]200-301, 2023,140-142
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