今回は、HTTPについてまとめます。
■HTTPとは
HTTP (HyperText Transfer Protocol)とは、
Webサイトを表示する際に利用されるプロトコルのことです。
詳しくは、WebサーバとクライアントのWebブラウザが
データを送受信するために使用するアプリケーション層のプロトコルです。
HTTPにより、Webページを記述するために使用する言語はHTMLで、
文書・画像・音声・動画等のファイルを表現形式を含めてやり取りができます。
■URLの構造について
Webアクセスのためには、WebブラウザでURL(Uniform Resource Locators)を指定する必要があります。
URLには大きく3つの構成要素があります。
https://
www.miraclejob.com/
recommend/search-all
↓
スキーム ホスト名 パス
①スキーム
スキームには、そのリソースにたどり着くまでのプロトコルが含まれています。
HTTPによるWebアクセスをするためには「http」と入力します。
HTTPにSSLを使用した暗号化によるWebアクセスを行うためには「https」と入力します。
②ホスト名
ホスト名は、リクエスト先のサーバの名前が入ります。
別名、ドメイン名とも呼ばれ、ネットワーク上での識別のために使われます。
③パス
Webブラウザで表示させたいWebページのファイルを指定する部分です。
ファイル名を指定しない場合は、デフォルトで「index.html」のファイル名が呼び出されます。
つまり、以下は同じWebページが表示されます。
---
「http://miraclexyz.com/」
=
「http://miraclexyz.com/index.html」
※架空のURLです
---
■Webアクセスの仕組み
HTTPはとてもシンプルなプロトコルです。
HTTPでは、データを要求する【HTTPリクエスト】と、
要求されたデータを送り返す【HTTPレスポンス】の2つのやり取りを繰り返してWebページを表示しています。
①利用者がWebブラウザにURLを入力し、Enterキーを押す。
②Webブラウザは指定したWebサーバにHTTPリクエストを送信して、
Webページのデータを要求。
③Webサーバは、Webブラウザから受信したHTTPリクエストを解析。
④Webサーバが、Webブラウザに要求されたデータをHTTPレスポンスとして返信。
⑤Webブラウザは、受信したデータを解析してWebページとして表示。
■参考文献
・「CCNAイージス / HTTP」
・「URLの構造(スキーム、ホスト、パス、クエリー)について改めて理解する」
・「HTTPとは?HTTPSとは?初心者向けに分かりやすく3分で解説」