今回は、
Cisco Packet Tracerに触れる前に下調べをしたので、共有したいと思います。
■Cisco Packet Tracerとは
ネットワーク機器のシェアで世界トップクラスを誇るCisco社の教育機関である、
Cisco Networking Academyが公開しているフリーのソフトウェアです。
■Packet Tracerで何ができるか
ソフトウェア上でPC・ルータ・L2スイッチ・L3スイッチなどを配置し、
それらを接続してネットワークを構築することが可能です。
また、構築したネットワークを保存し、他人に配布することも可能です。
実際のネットワーク上で絶対にやってはいけない、
ループを発生させたり、エラーを発生させてしまう組み合わせの設定を行ったりして、
実際に見ることができます。
→あえてケーブルを切断してみたときに、
どのような動きになるかなど障害時の動作確認も可能です。
■Packet Tracerで出来ること
ネットワークエンジニアとしての基本科目であるところの、
レイヤ2(データリンク層)、
レイヤ3(ネットワーク層)の基本項目はほぼマスターできる。
CCNAの内容をPacket Tracerで再現できていれば、
CCNA取得にふさわしい知識と経験を身に着けることができる。
■Packet Tracerで出来ないこと
・Packet Tracerの外のルータやスイッチ、PCとの接続はできません。
・Ciscoのコマンドは限られたものしか使えません。
(CCNAレベルであれば90%は使用可能です。)
・使用できる機器はかなり限定されています。
■最後に
実際に活用してみて、わかったことなどあればまた共有したいと思います。
■参考文献
「
Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)を使いこなそう! / Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)とは?」