今回は、インフラエンジニアとして知っておいた方がよいIT用語を調べたので一部まとめたいと思います。
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●VDI
仮想デスクトップのことを指します。
仮想デスクトップは自分の持っている端末から、
仮想環境に構築されたPCにアクセスして使用することが可能です。
●RDS
リモートデスクトップサービスの略です。
Windows Serverを遠隔から接続して操作することができる仮想デスクトップ機能です。
多数の利用者がサーバ上にデスクトップ環境を持ち、
ネットワーク経由で利用する仮想デスクトップを提供することが可能です。
●RDSH
RDSの役割の一つで、そのWindows Server自体のデスクトップ環境を利用者ごとに用意して転送する方式を
「リモートデスクトップセッションホスト」(RDSH)といいます。
一台のWindowsコンピュータに利用者ごと複数のアカウントを作成して使い分けるのに近く、
Windows Serverが利用者ごとにデスクトップ画面を出し分ける形となります。
仮想マシンを利用する方式よりも負荷が小さく低コストで運用が可能です。
●HBA
コンピュータ本体に外部のデバイスとの通信機能を追加する装置の総称したものです。
通常はストレージ(外部記憶装置)を接続するための機能を提供するものをこのように呼びます。
●bit
例えば32bitは2進数で表した時に32桁になります。
CPUは2進数で動作するため、bit数が多いとそれだけ処理できる量が増えます。
しかしながらCPUそのものにbit数に耐えられる処理能力がないと意味がありません。
補足として「bitとアプリについて」
よくWindowsOSや様々なアプリで32bit版、64bit版トありますが、上記のbit数との関係性です。
OSが32bitの場合は64bitのアプリをダウンロードしても使用できません。
逆にOSが64bitの場合は32bitのアプリをダウンロードすることが可能です。
しかし正常に動作しない可能性があるため、基本的にbit数を合わせる必要があります。
●RAID
複数のHDDやSSDを一つの論理ディスクとして構成できる技術のことです。
複数の記憶媒体に分散して記憶をさせるため、記憶媒体が物理的に故障した場合でもデータがクラッシュすることはありません。
●イベントビューアー
Windowsにおけるログを見ることができます。
Windowsマーク→右クリック→イベントビューアー→Windowsログで確認ができます。
アプリケーションであれば、クラッシュしたときのログを確認することが可能です。
主にみるのはアプリケーションかシステムです。
イベントIDは固定されています。
●シャットダウンとパワーオフの違い
シャットダウンは正常にシステムを停止させることです。
パワーオフは正常ではない方法でシステムを停止させることです。
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参考文献:
「Qiita / インフラエンジニアになるための用語集」