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Azure Storage ストレージアカウントの冗長オプションについて
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投稿者: ISさん
投稿日:2024/01/25 14:34
更新日:
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分類
技術
テクノロジー
全般
キャリア
運用・保守
投稿内容

こんにちは。


今回は、Azure Storageにおいての、ストレージアカウントの冗長オプションについて解説します。


ストレージアカウントでは、冗長オプションを指定することができます。

オプションの効果として、格納したデータをディスクやデータセンター、

リージョンの障害から保護することができ、ストレージの信頼性を向上することができます。


主な冗長オプションは以下になります。


・ローカル冗長ストレージ(LRS) (既定)・・・リージョン内の同一のデータセンターにデータを3重に複製し、ディスクの障害からデータを守る。


・ゾーン冗長ストレージ(ZRS)・・・可用性ゾーンを意識したリージョン内の異なるデータセンターにデータを3重に複製し、

                                                   データセンターの障害からデータを守る。


・geo 冗長ストレージ(GRS)・・・リージョンとリージョンペアでそれぞれローカル冗長を行い、リージョンの障害からデータを守る。


・geo ゾーン冗長ストレージ(GZRS)・・・リージョンとリージョンペアでそれぞれゾーン冗長を行い、リージョンの障害からデータを守る。


どの冗長オプションを利用できるかは、ストレージアカウントの種類によって変わります。

例えば、Standard 汎用 v2は全てのオプションが利用できますが、

Premium ブロック BLOBは、LRS、ZRSのどちらかの冗長オプションしか利用できません。


また、ストレージの信頼性は、LRS、ZRS、GRS、GZRSの順番で高くなりますが、コストも同様に順番で高くなります。


そのため、信頼性とコストのバランスを考え、最適な冗長オプションを選択することが重要になります。


以上になります。


参考文献:AZ-900 : Microsoft Azure Fundamentals テキスト & 問題集 第2版

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