スキーマとは、データベースの構造のことを言います。

単純に言うと、データベースを作るための設計図のことを言います。

※データベースとは、大量のデータを集めて検索やデータの使用・削除をしやすくした状態のことです。

データベースを作る際、格納するのに必要なデータを見つけ、そのデータの整理するためのルールを決める必要があります。

そのような作業を「スキーマを定義する」と言います。

データベースのスキーマには定義された考えがあり、

「外部スキーマ」「概念スキーマ」「内部スキーマ」という3層に分けて定義する考えがあります。

これを3層スキーマと言い、これを意識することで、内容を変更する時に範囲を分かりやすくすることができます。

外部スキーマ

->概念スキーマで定義されたデータから、必要なデータを取り出した部分。

概念スキーマ

->データベース上のデータで、保持しているデータの要素や、データ同士の関係を定義するテーブルの部分。

スキーマは複数のテーブルを格納して管理しています。

※テーブルとは、データを表として整理したものです。

内部スキーマ

->概念スキーマで定義されたデータをどのように格納するかを具体的に定義する部分。

スキーマは情報を整理するデータベースの構造を作るための設計図であり、

利用することで、作業の効率化を計れる機能です。

参考サイト: データベースのスキーマとは？初心者でも理解できる解説 | Offers Magazine