多層防御について調べましたので記載いたします。
Azureは世界中のどこからでもアクセス可能なクラウドサービスです。
その為、セキュリティ管理がとても大事になります。その中の対策の1つとして「多層防御」が挙げられます。
☆多層防御
ITシステムを複数の層に分け、層ごとにセキュリティ対策を行うことです。
システムへの不正アクセスを早期に検知し、外部の攻撃から守る効果的な手段になります。
1つの層が破られたとしても、別の層で防御することができるので、強固なセキュリティになります。
多層防御は、「物理的なセキュリティ」、「IDとアクセス」、「境界」、「ネットワーク」、「コンピューティング」、「アプリケーション」、「データ」の各階層に分けられ保護を行います。
※似た言葉で多重防御という言葉があります。
「多層防御」は、層を破られたとしても他の層が防御することで対策します。
「多重防御」は、層を破られないように対策することです。
意味が違いますので、間違わないようにしましょう。
☆メリット
・システムの感染リスクが減る。
・早期に不正アクセスを検知できる。
・重要な情報の保護により、情報漏えいを防ぐ。
・現状のセキュリティ対策を把握できる。
・不正アクセスを早期に検知できれば、被害を最低限抑えられる。
以上になります。
URL:多層防御とは?仕組みやメリット、多重防御との違いなどを解説 | トレンドマイクロ (trendmicro.com)