こんにちは。

今回はミドルウェア(Middleware)について解説します。

ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの間に入って両者の役割を補佐するソフトウェアです。

ミドルウェアを使用することにより、アプリケーションサービスやAPI管理の処理が全てミドルウェアによって行われます。

ミドルウェアを使用するメリットは3つあります。

1つめは、高度な処理の実現が可能な点です。ミドルウェアを使わずにOSだけでもアプリケーションは動きますが、

ミドルウェアを使用することにより効率的にレベルの高い処理を実行することができます。

2つめは、開発コストが削減できる点です。ミドルウェアでは、アプリケーションで使用する汎用的な機能をまとめているため、

効率的にアプリケーションソフトを開発することが可能なので、開発期間やコストを削減することができます。

3つめは、異なるOSやハードウェアで動作が可能な点です。ミドルウェアでは、OSやハードウェアの違いを吸収することができるため、

アプリケーションを異なるOSやハードウェアにおいても、同じように動作することができます。

ミドルウェアには以下の3つの種類があります。

・Webサーバー ・・・Google ChromeなどのWebブラウザから検索した検索結果を視覚的に表示させる役割を担うサーバーです。

クライアントから送信されたHTTPリクエストに応答し、HTMLやCSSなど適切なレスポンスを返します。

・アプリケーションサーバー(APサーバー) ・・・動的コンテンツや業務処理を行うサーバーです。

WebサーバーからのリクエストをもとにJava、PHP、Rubyなどで作成されたアプリケーションを実行し、動的コンテンツを生成します。

・データベース管理サーバー(DBサーバー) ・・・データベース管理システムが動作しているサーバーです。

データベースとしてデータを保持し、リクエストに対してデータの出力や追加、削除を行います。

以上3つはWeb3層構造と呼ばれており、

セキュリティの高さや管理のしやすさ、故障の際の復旧が早いことから、大規模システムで広く使用されています。

以上になります。

参考文献：ミドルウェアとは？機能や役割を分かりやすく解説！ | CircleCI