今回は、新バージョンのMicrosoft Teamsについてまとめてみました。
日常使用しているTeamsの左上に「新しいTeamsを試す」と記載があり(2023年10月5日から)、
長らくTeamsを使用している人からすると、
使い慣れているもののほうがいいということから、
旧バージョンのまま使用している方も少なくはないのでしょうか。
また、
2024年3月31日以降、従来のTeamsは新しいTeamsへ自動的に更新されます。
そこで、今回の新しいTeamsを旧バージョンと比べてどのような変更があるのか調べてみましたので、
以下にまとめたいと思います。
■変更点
①パフォーマンスの改善
②コラボレーションの改善
③Teamsアプリ展開の改善
④セキュリティの改善
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①パフォーマンスの改善
・アプリを最大3倍高速にインストール
・アプリを最大2倍高速に起動
・会議に最大 2 倍の速さで参加する
・チャット/チャンネルを最大1.7倍高速に切り替えます
・メモリ消費量を最大50%削減
・ディスク容量を最大70%削減
→上記より、全体的に動作が軽くなっていることがわかります。
また、以下の外部サイトに起動スピードを比較している動画もありましたので、
ご参考程度にしていただけますと幸いです。
参考:
「ITのかけ算 / 新しいTeamsはいつから?4つの変更点わかりやすく解説」
②コラボレーションの改善
→主に、他社のTeamsに招待され、業務コラボな使い方をしている方向けの改善のようです。
・リアルタイムの通知
・ログイン状態の持続
→通話または会議中に他社のTeamsからの通知をリアルタイムで受信できなかったこと、
またログイン状態を持続するよう改善されました。
③Teamsアプリ展開の改善
・Teamsアプリの展開と更新
→管理者向けなので割愛しますが、
Microsoft Intune といった管理ツールでTeamsアプリを展開するときに生じる
「ネットワークの使用量、ディスク領域、メモリ消費量」をおさえ、
ユーザーが意識せずアプリを更新できるような仕組みへと改善されました。
④セキュリティの改善
・信頼できるタイプの追加
・コンテンツのセキュリティポリシー追加
・クロスサイトスクリプティング(XSS)の保護強化
→「サイバー攻撃」から保護する機能が強化されました。
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■まとめ
また、新しいTeamsに切り替えた後、いつでも旧バージョンに戻すこともできるので、
2024年3月31日に自動的に新しいTeamsへ切り替わる前に少しずつ慣れておくのも良いかもしれません。
私も最近、新しいTeamsにアップデートを行い使用していますが、
特に大きな仕様変更はなさそうです。
参考文献:
「ITのかけ算 / 新しいTeamsはいつから?4つの変更点わかりやすく解説」