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責任分担モデルについて
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投稿者: ISさん
投稿日:2024/01/17 11:13
更新日:
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分類
技術
テクノロジー
全般
キャリア
運用・保守
投稿内容

こんにちは。


今回は責任分担モデルについて解説していきます。


始めに、責任分担モデルとは、ITシステムを構成するハードウェア・OS・ミドルウェア・アプリケーション・データのどの部分までをユーザーが管理するか、またはクラウドサービスプロバイダーが管理するかの境界を示したものになります。


クラウドサービスを利用する際、SaaS、PaaS、IaaSのうち、

どのサービスを利用するべきか検討するには、責任分担モデルを理解することが重要となります。


次に、各クラウドサービスの責任分担モデルについて解説していきます。


SaaSは、クラウドサービスプロバイダーがハードウェア・OS・ミドルウェア・アプリケーションを管理します。

そのため、ユーザーはアプリケーションのアップデートやセキュリティ対策、バックアップなどの管理タスクを行う必要がなく、

管理作業が最小で済みますが、ミドルウェアを追加したり、アプリケーションを切り替えるなどのITシステムの構成変更を行うことはできません。


PaaSは、クラウドサービスプロバイダーがハードウェア・OS・ミドルウェアを管理します。

そのため、ユーザーは任意のアプリケーションを展開でき、

開発者はアプリケーションの開発に集中することができますが、OSやミドルウェアの構成を変更することはできません。


IaaSは、クラウドサービスプロバイダーがハードウェアのみを管理し、

ユーザーは仮想マシンのOS・ミドルウェア・アプリケーションを自由に構成できます。

そのため、既に保証期間が終了し、サポートが終了したレガシーOSやレガシーアプリケーション、レガシーデータベースも自己責任で展開が可能ですが、仮想マシンのセキュリティ対策やバックアップなどの管理作業は、ユーザー自身で行う必要があります。


以上になります。


参考文献:AZ-900 : Microsoft Azure Fundamentals テキスト & 問題集 第2版

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