今回は、3つの「パス」について調べたので共有いたします。
■「パス」とは
前提としまして、「パス(Path)」とは、「経路」のことです。
目的のファイルがどこのフォルダに保存されているのかを示す、
住所または道順のようなものです。
ウェブサイトのURLもこのパスの一種です。
パスには以下の3つが存在します。
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①絶対パス
②相対パス
③ルートパス
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①絶対パス
別名「フルパス」とも呼ばれています。
ルートディレクトリと呼ばれる階層構造の頂点から目的地までの経路を表しています。
ユーザが現在どのフォルダで作業中であっても、
常に同じスタート地点から、常に同じ経路の表示になります。
ピンポイントで対象ファイルを指すことが可能です。
ただし、ドメインがなくローカル環境で作業している状態などでは使用できません。
②相対パス
ユーザが現在作業しているフォルダから目的のフォルダまでの経路を表します。
スタート地点が異なると、当然この経路も異なります。
現在のページを起点に辿るようにしてパスを指定します。
ドメインがなくてもパスを書くことが可能です。
③ルートパス
別名「サイドパス」とも呼ばれています。
ルートパスは絶対パスと相対パス双方の特徴を兼ね備えた表現方法です。
「ルート」とは一番上のディレクトリ(フォルダ)のことです。
つまり、一番上のディレクトリから目的ファイルまでの場所を示します。
起点となるファイルの置き場が変化する場合やドメインを変更する場合でも、
パスの記述を変更する必要はありません。
参考文献:
【初心者向け】絶対パスと相対パスの違いについて解説