こんにちは。
今回は pingコマンドについて説明します。
pingコマンドは、通信相手までネットワークが接続できているか、または通信相手が通信できる状態であるかを確認することができます。
Windows系OSのみだけではなく、LinuxやMac OSでも使用することができます。
入力方法としては、「ping[オプション][値] 宛先IPアドレス」となります。
オプションの種類としては、以下のものがあります。
・-t ・・・中断されるまで指定したホストに対してpingを実行し続ける。中断する際は「Ctrl+C」を押す。
・-a ・・・pingの宛先に指定したIPアドレスである場合、DNSから逆引きしてホスト名を表示する。
・-n[数] ・・・送信するICMPエコー要求の数。(デフォルトの数は4回)
・-l[サイズ] ・・・ICMPパケットのデータ部のサイズ。(デフォルトのサイズは32バイト)
・-f ・・・IPパケットの分割を禁止する。(デフォルトは許可されている)
・-i[TTL] ・・・IPパケットのTTLを指定した値に変更する。(デフォルトのTTLは128)
・-v[TOS] ・・・IPパケットのTOSを指定した値に変更
・-r ・・・IPパケットのオプション部に経由したルータのアドレスを記録
・-s ・・・IPパケットのオプション部に経由したルータのアドレスと時間を記録
・-j[host-list] ・・・経由すべきルータのアドレスを最大9個まで指定できる。指定されていないルータも経由できる
・-k[host-list] ・・・経由すべきルータのアドレスを最大9個まで指摘できる。指定されていないルーターは経由しない
・-w[ミリ秒] ・・・pingのタイムアウトの時間を指定する。(デフォルトは4000ミリ秒)
pingコマンドを使用する場面としては、ネットワーク同士の疎通確認や、サーバーの死活監視を行う場面などで使用できます。
以上です。
参考文献:[Windows 7] PINGコマンドを実行する方法 | Sony JP