昨年11月に、GoogleとYahooから新しい送信メールドメイン認証の要件が発表され、
大量のメールを送信する送信者はDMARC認証を義務付けるようになります。

これらは、2024年の早い段階で施行されるようです。

※ 送信ドメイン認証とは、メールが正しい送信者から送信されたものかを判別し、成りすましや迷惑メールを防ぐ技術です。

※ DMARCとは、送信ドメイン認証技術であるSPF,DKIMと組み合わせて、認証後の動作を定義するものです。

New Gmail protections for a safer, less spammy inbox

https://blog.google/products/gmail/gmail-security-authentication-spam-protection/

More Secure, Less Spam: Enforcing Email Standards for a Better Experience
https://blog.postmaster.yahooinc.com/post/730172167494483968/more-secure-less-spam

今のところGoogleのメールにはGWSは含まれず個人用のみであることや
大量の基準として5,000通/日ということからBtoCの企業でなければ大きな影響は無いのかな？
とも思えますが、Yahooの記事の方には基準が明記されていないです。

どちらにせよ、昨今の流れとしてちゃんとドメイン認証を設定することは企業としての信頼にも繋がるので必須となっていきそうです。

体感としてSPFしか送信ドメインを設定していない企業も多くあると感じていて、
早めに対応をしておかないとトラブルが続出しそうなので是非このことは頭に入れておきましょう。