バッチファイルについて調べましたので記載いたします。
☆バッチファイルについて
・Windows環境で実行できるコマンド列を記述したテキストファイル
・拡張子は「.bat」の場合が多い
複数のコマンドを順次に実行することをバッチ処理といいます。
バッチファイルに上からコマンドを書くことで、その順番に実行されます。
頻繁に実行する処理の流れをバッチファイルに記述することで、いつでもまとめて処理を実行出来ます。
☆メリット
・手間をかけずに実行でき、人為的ミスが減ります。
☆デメリット
・自動で処理される為、知らないところで問題が生じる恐れがあります。
※人の目で確認しながら行う作業には向いていないです。
・バッチファイル作成者にしかプログラムの意図が分からないことが多い為、業務を引継ぐ際に負担がかかります。
☆バッチファイルを作る場合の注意点
◆カレントディレクトリを意識する
カレントディレクトリとは、コンピューター内で現在自分がいる場所を示します。
コマンドプロントを開くと“>”の左側にディレクトリのパスが表示されます。これがカレントディレクトリです。
コマンドにC:\Users>と記載されていた場合は、「CドライブのUsersというフォルダ」にいることが分かります。
カレントディレクトリを間違うことで、意図しない結果が起こらないよう注意が必要です。
カレントディレクトリの変更は/dを入れることでドライブをまたいだ移動が出来ます。
「ファイルが見つかりません」というエラーが出た際は、まずパスが間違っていないかとカレントディレクトリがどこかを確認しましょう。
◆絶対パス指定は必要以上に使用しない
相対パスも絶対パスも、実行結果は同じですが、適切に使用しないと色々と不都合が発生します。
特に他の人に配布する場合、実行したいドライブが違うときやドライブがない場合に実行するとコマンドがエラーになってしまいます。
配布を前提としたコマンドは、誰の環境でもエラーにならないよう意識する必要がありますので、絶対パスは本当に必要な場合以外使用しないようにしましょう。
以上になります。