まず、オートフィルとは隣接したセルに規則性のある数列や文字列を自動入力する機能です。数字の自動入力以外にも、曜日や日付など自動入力できるものは多数あります。そのオートフィルをおこなうと、右下に選択肢として出てくるのが【オートフィルオプション】です。
③その範囲内右下に【オートフィルオプション】が表示されるので、そこから使用用途によって適切なものを選択します。
書式なしコピー(フィル):元のセルの書式を維持したまま値(数式)だけをコピーします。
フラッシュフィル:入力済みのデータから法則性を見つけ出し、Excelが自動的に処理してくれます。
◆フラッシュフィルの使い方
フラッシュフィルは入力済みのデータから法則性を見つけ出し、自動的に処理してくれる便利な機能です。一部使用方法をお伝えしたいと思います。
※画面上部の「データ」タブからも選択可能です。
〇氏名の姓・名を分けて入力
【操作方法】
①氏名が入力されたセルを作成します。
②姓・名だけを入力したセルをそれぞれ作成します。
③姓・名の入力されたセルをそれぞれ選択し、「オートフィル」→【オートフィルオプション】より「フラッシュフィル」を実行します。
④実行後、姓・名を分けたセルがそれぞれ作成されます。
〇列の結合
【操作方法】
①結合したい列数分セルを作成します。(今回はA・B・C列作成)
②次の列1行目に結合したい内容を入力します。(D列1行目にA・B・C列の内容を並べて入力)
③②の列で「オートフィル」→【オートフィルオプション】より「フラッシュフィル」を実行します。
④実行後、内容が結合されたセルが作成されます。
◆オートフィルオプションの表示・非表示
②「コンテンツを貼り付けるときに[貼り付けオプション]ボタンを表示する」にチェックで表示、チェック無しで非表示となります。
以上となります。
参考資料
フラッシュフィル(文字列の結合や抜き出しをワンクリックで) | Excel 2013 | 初心者のためのOffice講座 (hamachan.info)