Active Directoryについて再度調べましたので記載いたします!
・「ディレクトリ」という単語には「案内板」や「住所録」という意味があります。あくまで「一覧表」のようなもので、そこに「モノ」があるわけではありません。
・ディレクトリサービスとは、ネットワーク上に存在する様々な資源(リソース)や情報をまとめ、管理、検索するためのサービスを指します。
☆「Active Directory」とは
・Windows Serverに備わっている組織で、組織のシステム管理者がユーザーを管理するのに非常に有用なシステム。
・会社のリソースをファイルに置き換え、階層型のフォルダに入れて、どこに何があるのか分かりやすくするためツールになります。
→企業にはたくさんの「人」や「モノ」があります。これらは会社が管理すべき「リソース」にあたります。しかしそのリソースが「人」であれば所属や権限、「モノ」であれば用途や価値があり、適切な管理がされなければなりません。それぞれの関係性を無視してリソースを管理することはできません。
こうしたリソースの管理を行うのがActive Directoryです。
☆メリット・デメリット
・メリット:最大のメリットは主に管理者の負荷削減です。
ユーザー側もシステムごとにID、パスワードを管理
する必要がない。
・デメリット:初期設定に多少手間がかかる。
制限が厳しいと管理者の承認が度々必要になる。
業務の効率性が低下する。
初期費用が掛かる。
※注意点※
Active Directoryサーバーがダウンするとリソースにアクセスできなくなります。
サーバーを冗長化する・定期的にバックアップを取る・サーバー障害時の普及手順を予め決めておくなど対策が必要です。
また、各設定に関して変更の必要がないよう慎重に決定する。
以上になります。