今回はマルウェアについて説明していきます。
◆マルウェアとは
・マルウェアは、「悪意のある(malicious)」と「ソフトウェア(software)」の造語で、不正かつ有害に動作させる目的で作成されたソフトウェア・コードの総称です。
・マルウェアの感染による代表的な被害例として以下のようなものがあります。
1.個人情報や機密情報が漏洩してしまう
2.データの削除、改ざん、暗号化されてしまう
3.身代金の要求
◆マルウェアの種類
・代表的なマルウェアとして以下のようなものがあります。
①ウイルス
・ウイルスは、他のプログラムと一緒に拡散され、感染したプログラムが実行されるたびに機器内で感染範囲を拡大していきます。不審なメールやWEBサイトにアクセスすると感染する可能性がある。
②ワーム
・ワームは、ネットワークを介して他のコンピュータに広がることがあります。単体で活動し、他のデバイスに寄生するためとても高い感染力を持ちます。メールの添付ファイルや脆弱性を悪用して拡散される。
③トロイの木馬
・トロイの木馬は、不審なスパムメールや偽広告などに添付されているソフトウェアやファイルに偽装されており、ダウンロードしたりアクセスさせることでユーザーに感染させることを狙う
④バックドア
・バックドアとは、ユーザーに気づかれないよう、パソコンなどの端末へ不正侵入するために設置する通用口。正当なアクセス権を持たない第三者が、システムやソフトウェアに不正なアクセスを行うために使用されることがある。
⑤ランサムウェア
・ランサムウェアは、感染したコンピュータ内に保存されているデータを暗号化し、データの復号化の代わりに高額な身代金を要求する。
◆まとめ
・ランサムウェアに感染してしまい、機密情報などが漏れてしまうと会社としての信頼が無くなってしまう恐れがあるため、日頃から怪しいサイトや添付ファイル等は開かないようにしましょう。
参考
マルウェアとは?感染した時の経路・被害・調査方法と対策方法を徹底解説|サイバーセキュリティ.com (cybersecurity-jp.com)