eラーニングの一つであり、インターネット上で大学の講義が無料で受講できる
大規模な開かれた講義です。
アメリカで2006年ごろ始まった「カーンアカデミー」がMOOCsの原型で、アメリカの大学が主に運営しています。
代表的なプラットフォームとしては「Coursera(米)」「edX(米)」「Future Learn(英)」などがあげられ、3500万人の受講者が存在します。
普通のオープンオンライン講座との決定的な違いは、最後まで完走した場合にもらえる修了証が社会的に大きな効力をもつことで、大学の単位に換算されたり、就職時の必須項目として使用されている講座もあります。
日本版はアジアで初めて2013年にJMOOCが開始されていますが(https://www.jmooc.jp/)、世界で唯一政府からの資金援助がなく不安定な運営を強いられていること、
中国や韓国などに比べeラーニングの浸透度も圧倒的に低く、大学の正式単位として換算もされないという法的な問題もあり、いまいち盛り上がりに欠けるところが否めませんが、無料で受講できることは非常によいと思います。
技術を学ぶのであれば、コンピューター科学というところにチェックを入れて検索をすれば、現在受講が可能な講座が出てくるので、そこで基礎的なことは学ぶことができると思います。
参考:
edX http://www.edx.org/
Coursera https://www.coursera.org/
Future Learn https://www.futurelearn.com/
cmooc(中国) http://www.mooc.cn
kmooc(韓国) http://www.kmooc.kr/