今回は、Azure Network Watcherの機能について紹介していきます。
「仮想マシンと通信ができない」、「アプリのネットワークパフォーマンスが低下している」といったようなネットワークの
状態やパフォーマンスに関する問題は、トラブルシューティングツールのNetwork Watcherで調査できます。
Network Watcherが提供する監視および診断の機能は、以下の通りです。
トポロジ:ネットワークリソースを可視化する
接続モニター:ネットワークリソース間の通信を監視する
ネットワークパフォーマンスモニター:仮想マシン間や、オンプレミスコンピューターと仮想マシン間の
ネットワークパフォーマンス(遅延など)を監視する
IPフロー検証:NSGにもとづいて、送受信先のIPアドレスと通信の可否を確認する
ネクストホップ:ルートテーブルにもとづいて、送受信先のIPアドレスの次のホップを表示する
有効なセキュリティルール:仮想マシンの有効なNSGを表示する
VPNのトラブルシューティング:VPNの接続問題のトラブルシューティングを行う
パケットキャプチャ:パケットをキャプチャし、そのデータをBlobに保存する
接続のトラブルシューティング:仮想マシンからの他のサーバーやサービスへ接続する際の問題のトラブルシューティングを行う
NSGフローログ:NSGを通過して許可または拒否されるIPトラフィックの情報のログを収集する
診断ログ:ネットワークリソースのログの収集を有効かする
トラフィック分析:ネットワークトラフィックを可視化する
以上になります。