共有アクセス権とNTFSアクセス権について
※ファイルサーバで使用するお話です
基本で覚えておくべきことは以下の3つです。
①共有アクセス権
ユーザからネットワーク経由で共有フォルダ等にアクセスされる場合に適用される。
②NTFSアクセス権
その共有フォルダに存在するファイルやフォルダにアクセスされる際に適用される。
③
共有アクセス権とNTFSアクセス権の両方が適用されている場合、より制限が厳しい方が適用される。
組み合わせ使用されることが多いですが、一般的な方法としては、
共有アクセス権をEveryoneフルコントロール等にし、
NTFSアクセス権を用いて制限します。
共有フォルダに入る制限は緩くするということは、アクセス許可の範囲を大きく取るという意味です。
もしここでアクセス許可の範囲が狭いと、そもそも共有フォルダに入れなくなるからです。
もしくは読み取り専用の設定をすることもあります。
そして、NTFSアクセス権を用いてアクセス許可を制限します。
例えば営業部用のフォルダなら特定のグループグループしか(ここでは営業部)アクセスできないようにします。
共有アクセス権は広めに、NTFS権は限定的にと覚えると良いです。