はじめに
今回はよく使われるExcel関数について以下の10個紹介したいと思います。
エンジニアだけでなく、様々な業種でExcelは使われます。
是非この機会に使えるようにしましょう!
前回はExcelのリボンについて紹介しました。まだ読まれていない方は是非こちらも参考にしてみてください!
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SUMIF関数
SUMIF関数は指定した条件の範囲内にある合計値を求める関数です。
数式は以下になります。
=SUMIF(範囲,条件,合計範囲)
VLOOKUP関数
VLOOKUP関数は特定のデータに対応する値を取り出す関数です。
数式は以下になります。
=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索の型)
※「検索の型」には「TRUE」もしくは「FALSE」を入力します。省略した場合は「TRUE」と同じ扱いになります。
※検索値と完全一致で検索したい場合に「FALSE」を選択します。
MATCH関数
MATCH関数は指定された照合の種類に従って検索範囲内を検索し、検索値と一致する要素の配列内での相対的な位置を表す数値を返します。
数式は以下になります。
=MATCH(検索値,検索範囲,照合の種類)
※「照合の種類」では、「1」,「0」,「-1」の3つあり、省略した場合は1が選択される。
※「1」は検索値以下の中での最大値を求められ、検索する範囲を昇順にする。「0」は検索値に一致する値のみ求められる。「-1」は検索値以上の最小の値を求められ、検索範囲を降順にする。
COUNTIF関数
COUNTIF関数は指定した条件の中で、一致したものの個数を数えるのに使用されます。
数式は以下になります。
=COUNTIF(範囲,検索条件)
INDEX関数
INDEX関数は指定した範囲の中にある値や数値を求められます。
数式は以下になります。
=INDEX(範囲,行番号,列番号,領域番号)
※領域番号は複数の範囲を指定した場合m1が最初の選択領域となり、2が次の選択領域となる、省略も可能。
ROUND関数
ROUND関数は数値の桁数が多いときなどに使用され、数値を四捨五入し、表示させたい数値に変更することができます。
数式は以下になります。
=ROUND(数値,桁数)
TEXT関数
TEXT関数はセルの値を書式設定により、指定する表示形式に変更できるものです。
数式は以下になります。
=TEXT(値,表示形式)
※先頭に文字を追加したい場合は、追加したい文字の後に「##」を記載する。
LEFT関数
LEFT関数は値の左から数えて指定した値を取り出せる関数です。
数式は以下になります。
=LEFT(文字列,文字数)
RIGHT関数
RIGHT関数はLEFT関数と逆で、値の右から数えて指定した値を取り出せる関数です。
数式は以下になります。
=RIGHT(文字列,文字数)
INDIRECT関数
INDIRECT関数は参照したいセルやセルの範囲を文字列として指定できる関数です。
数式は以下になります。
=INDIRECT(参照したいセル)
※文字列を「参照文字列」に直接指定する場合は、「"」で囲んで指定する
まとめ
今回はよく使われるExcel関数を10個紹介しました。
これらを使えるか使えないかでかなり作業に差が生まれてきます。
この機会で是非使えるようにしましょう!
そしてExcelにはExcelVBAというものがあり、それを用いてマクロを作成することで、より作業効率をよくすることができます。
一通りExcel関数に慣れたらExcelVBAに挑戦してみてください!