今回はLPIC201のシステムの保守の範囲でよく出てくるコマンドをまとめました。
・ tar [オプション]
ファイルをまとめてアーカイブ化したり、解凍するコマンドです。tar xvzfのようにオプションを組み合わせて使用します。
-c、--create
アーカイブを作成します。
-x、--extract
アーカイブを展開します。
-t、--list
アーカイブの内容を一覧表示します。
-v、--verbose
処理しているファイルの詳細情報を表示します。
-f、--file
アーカイブファイル名を指定します。
-z、--gzip
gzip形式で圧縮・解凍します。
-j、--bzip2
bzip2形式で圧縮・解凍します。
-J、--xz
xz形式で圧縮・解凍します。
・ rsync [オプション]
ネットワーク経由でデータをコピーできるコマンドです。
-a
パーミッションや所有者情報、ファイルやディレクトリの情報を保持します。
-e
デフォルトはsshですが転送方式を指定します(rsh、sshなど)
-v
処理の詳細情報を表示します。
-z
転送時に圧縮して転送します。
--delete
送信元で削除したファイルやディレクトリを送信元でも削除します。
・ dd
データをコピーするコマンドです。
if= 入力ファイルを指定します。
of=出力ファイルを指定します。