今回はインフラエンジニアですと取得を勧められることの多いLPIC1の勉強法についてご紹介します。
LPICの対策本はいくつかございますが、「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応(以下白本)」を私は使用したのでおすすめします。
特徴としては問題集ですので各問題の解説は載っていますが参考書のように章立てで説明する形式ではございません。
ですがLPICの試験は範囲が膨大で参考書をただ眺めていても頭に残らないことが多いため、実際に白本で演習をしながら分からないことがあれば調べる形の方が定着率は高いと思います。
この問題集にはLPIC1の取得要件である101と102の試験問題がそれぞれ約250問載っていますので、解説も読みながら繰り返し問題を解きましょう。
またPing-tというサイトもおすすめです。このサイトではLPICやCCNAなど有名なベンダー資格の問題を有料ではありますが多数演習可能です。
LPIC1ですと101が721問、102が615問と膨大な問題数ですので、多数の問題を解くのに抵抗がなければPing-tだけで対策するのもありかと思います。
私は白本をメインで勉強しPing-tは不得意分野のみに絞って使用しましたが、101と102共に8割前後の得点率でした。
合格だけを目指すのであれば白本のみで十分だと思いますが、高得点を狙うならPing-tとの併用をお勧めします。