みなさんはChatGPTについて知っているでしょうか?
GPT-3(Generative Pre-Training-3)とは大規模な自然言語処理モデルのことで、ChatGPT 開発元と同じOpenAIが提供しています。
GPT-3 は約1,750億個(約45TB)のテキストデータを使用して学習しているため、非常に高い精度である単語の次に来る単語を予測することで、はるかに人間らしい文章を生成できるようになりました。
具体的な使用例としては、広告のキャッチコピーやニュース記事の作成、ブログ分、料理レシピ、プログラミングコードまで、幅広い文章の自動生成を可能とします。
GPT-4もリリースされており、GPT-3の学習データを超える100兆程度のテキストデータを学習しているそうで、GPT-3 より回答の正確性が上がっており、また、最近の情報にも適応できると言われています。
ChatGPT はGPT-3 をベースに対話式にしたAIモデルです。
GPT-3との違いは、GPT-3はAPI(Application Programming Interface)と呼ばれる拡張機能を持っており、APIを通じて他ソフトに連携させ、ソフト内でGPT-3の機能を使うことができます。
ChatGPTでは、専用のWEBサイトが存在しており、質問者が質問を投げかけると、ChatGPTが質問を意図を理解し回答をしてくれます。このWEBサイトのみで完結しており、カジュアルに利用できるところが利点のひとつです。
また、ChatGTPもAPIを公開しており、会話が発生するアプリに組み込むのであれば最適解になると思います。
なんだかすごい時代になりましたね。
新システムの従業員向けマニュアルなど、定常業務とは別に時間をかける必要のある業務を肩代わりしてくれるやもしれません。
人間とAIの業務の住み分けをすることで、業務改善や高い効率化が期待されます。
参考:
AzureでChatGPTが利用可能に、近日公開 「Azure OpenAI Service」一般提供スタート - ITmedia NEWS
自然言語処理モデル「GPT-3」の紹介 | NTTデータ先端技術株式会社 (intellilink.co.jp)
GPT-3とは | データアーティスト株式会社 | AI (人工知能) (data-artist.com)