ロボットといえば、人間ができないことや仕事の補助をしてくれるイメージが強いと思います。
しかし、最近は物理的サポートだけでなく、人間のメンタルケアをしてくれるロボットも存在します。
それが「弱いロボット」です。
パナソニックが発売した「NICOBO」は愛らしさを兼ね備えた弱いロボットです。
コロンとした体やしっぽといったかわいいパーツや、搭載された感情によって変わる仕草、
独自の言語「モコ語」を話し、たまに教えた言葉を話す愛らしさを持っていますが、
ロボットに求められる業務サポートなどの役に立つ機能は一切持ち合わせていません。
しかし、2021年のクラウドファンディングの購入者の77%が「癒された」66%が「笑顔が増えた」とアンケートを出しており、
コミュニケーションロボットとして会話以外のポジティブな影響が見受けられるコミュニケーションロボットだといえると思います。
在宅が多く外でのコミュニケーションが不足している今、NICOBOがその穴を埋めてくれるかもしれません。
ソニーのAibo、ソフトバンクのペッパーくんに続くアイコニックロボットになっていくことを期待しています。
5月16日に一般販売を開始するそうです。欲しくなりますね。