今回はLinuxのGUI画面でのキーボード操作について、調べて説明しようと思います。

以前、CUI画面でのキー操作については説明したのですが、GUI画面では操作方法が異なっており、Windowsでの操作に近い部分が多い操作方法となっています。

今回調べたのはcentOSのGNOMEデスクトップ環境におけるキー操作となります。

調べてみたキー操作一覧を下記に示します。（SUPERキーというのは、Windowsのロゴが付いているキーのことです。MACの場合だとcommandキーと呼ばれています。）

SUPERキー

→メニュー画面の表示

SUPERキー＋A

→アプリケーション一覧表示

SUPERキー＋W

→通知リスト表示

SUPERキー＋SPACEキー

→かな／英数入力切替

F1

→ヘルプの表示（アプリケーション毎で共通）

Ctrl＋A

→全選択

Ctrl＋F

→検索

Ctrl＋H

→置換

Ctrl＋X

→切り取り

Ctrl＋C

→コピー

Ctrl＋Shift＋C

→コンソール画面上の文字をコピー

Ctrl＋V

→ペースト

Ctrl＋Shift＋V

→コンソール画面上へ貼り付け

Ctrl＋S

→保存

Ctrl＋Z

→取り消し

Ctrl＋Y

→やり直し

F2

→ファイル名変更（ファイルやディレクトリ選択状態で）

F5

→更新

Alt＋左or右カーソル

→ブラウザやエクスプローラー画面で前のページに戻ったり、次のページに進んだりできる。

→「コマンドを入力」画面呼び出し（ここでgnome-terminalと入力し、実行すると端末が起動する）

Alt＋F4

→ウインドウを閉じる

Alt＋Tab

→別ウインドウへ切り替える

Ctrl＋Alt＋Delete

→システム強制再起動（システムが応答しなくなった時等、緊急時に使用する。）

以上がGNOMEデスクトップにおけるキーボード操作になります。

見てみるとWindowsのショートカットキー操作に似ている部分が多いので、Windowsをよく使用しているユーザーもキー操作を覚えやすいと感じました。

参考資料

・Linuxmania: キーボードショートカット集(Fedora,Ubuntu,CentOS)

・CentOSのショートカットキー - Mすた (m-suta.com)

・CentOS8 キーボード操作でterminalを起動したい - Qiita