前の現場がETLサービスの運営・保守であり、ETLについて学ぶことができたので、備忘録としてまとめてみました。
■ ETLとは
ETLとは、データ移行ののためのデータフローのことです。
データベースへのデータ反映に使用するSQLは、MySQLやPostgreSQLなど様々なアプリがあり、
また、組織間で所有データの送受信が必要な場合、使用しているアプリのSQLが違うとデータを送ることができません。
例えば、人事部から総務部へ、採用者の情報を送りたい場合、人事部が使っているシステムと総務部が使っているシステムが別のものであったら、採用者の情報は元データとして引き継ぐことはできず、手間がかかってしまいます。
ことで、ETLシステムを使用することで、互換性がないシステム間でも基盤を壊すことがなく、また、情報の取捨選択(例:総務部で不必要なカテゴリ等)を自動的に判別することでスムーズなデータのやり取りができるようになります。
また、ETLは情報の蓄積もするので、24時間365日好きな時に必要な情報を引っ張ってくることができます。
ETLがなければ、担当部署に情報の連携をお願いすることになりますが、担当部署が休みだった場合、必要な情報を受け取ることができません。
しかし、ETLを導入することで、担当部署の状況に左右されることなく、ETLに蓄積された最新の情報を手に入れることができます。確認者が気を付けるべきことは、ETLサービスのメンテナンスの日のみです。
参考: