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Azure Virtual Machiesで使えるイメージ
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投稿者: D.Aさん
投稿日:2023/03/23 15:39
更新日:2023/03/23 16:03
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分類
技術
テクノロジー
全般
キャリア
テクニカルサポート
投稿内容

Azureで使える機能として存在する【Azure Virtual Machies】


ざっくり言うと仮想マシンが作れるという機能です。OSやCPU、メモリが用意されているものから自由に選べるカスタマイズ性に富んだ機能となっています。もちろん「処理が追い付かないから良いものにしたい」「そんなに使わないからグレードを下げたい」といったサイズ変更の要求に対しても、すぐに変更できます。これがクラウドにおけるスケーラビリティと言います。


AzureのVirtual MachiesではOSをイメージと表記され、メモリやCPU、記憶域容量をまとめてサイズと表記されています。サイズはサブスクリプションの値段が高ければ高いほど、処理スピードが速く、高負荷に耐えられ、記憶域容量が大容量になると簡単に想像できます。しかし、Virtual Machiesで用意されているイメージはどのように使い分けるのでしょうか。今回はそこに注目してみました。


使えるイメージは大きく分けて2つ存在します。それがWindowsLinuxです。


・Windows

Microsoftが提供するOS。GUIを採用しているため、直感的な操作がしやすい。様々な改良を重ねて、現在はWindows11が最新。


・Linux

UNIX系のOS。無料で使えるオープンソースのOSのであり、誰でも導入さえすれば使えるのが強み。CUIのため、全ての処理を文字でやりとりする。LinuxをOSのカーネルとして使用し、その他アプリケーションを加えて配布されるものをディストリビューションと言う。


この大枠からさらに細分化され、要件に沿った仮想マシンを作成します。

細分化されたものが下記の通りです。


Windows系

・Windows10 ProとWindows11 Pro

市販で売っているWindowsのPCに入っているOSはWindows Homeだが、Proは企業向けのOSとなっている。基本的な機能はHomeと変わらないが、グループポリシーの設定やActive Directoryのサポートがあるため、セキュリティに強い。


・Windows Server ○○ Datacenter (○には年号が入ります)

Windows Serverは同じWindowsのOSでありながらサーバー用途で使われるOSとなっている。Active Directoryが使えることはもちろん、他のWindows製品と相性が良いとされている。データベースやWebサービスを提供するために利用するのであればこちらが選択肢となる。


Linux系

Debian 11

UNIXから派生でできたOS。周辺ソフトウェアも無料で導入されているが強み。このOSから派生されたOSをDebian系と言われる。日本語サポートあり。


・Ubuntu Server

UbuntuとはDebian系OSの1つでUbuntu Serverはサーバーに特化した無償ディストリビューション。動作も軽い。日本語サポートがされているのも安心。


Red Hat Enterprise Linux

通称RHELと略される。主に企業向けとされており、有償ディストリビューションである。サブスクリプションを導入すれば10年間の保証まである。主に開発やクラウド環境構築向け。


SUSE Enterprise Linux

ドイツの企業SUSEが開発した企業向け無償ディストリビューションである。SUSEの読み方はスーゼ。こちらも開発やクラウド環境構築向け。


・Oracle Linux

Oracleが開発した無償ディストリビューション。系統はRHEL系。ハイブリッドクラウド向けに開発されたOSとなっている。



以上が調べた結果となります。


上記挙げた中で有償なのはRHELのみでした。AzureのVirtual MachiesでRHELの仮想マシンを作成すると料金が発生します。

(一部イメージも有料)

画像は2023年3月23日時点のものです。



Azureを使うメリットは他のWindows製品と相性が良い点であります。そのため仮想マシンで使うOSはWindows Serverはもちろん、動作の軽いLinux系のOSを使う合わせ技もできるため、サイズを合わせると組み合わせは無限大です。Azureを使った仮想マシン作成をする際は何を目的にするか、そのために使うイメージは何が最適かを考えるには、これらのOSの特徴を知っておく必要があると感じました。

筆者もAzure Fundamentalsを取得したら、Linuxの資格であるLPIC-1に挑戦し相互理解したいと思います。


余談ですが、Linuxのマスコットキャラクターのペンギンの名前は、Tux(タックス)というらしいです。Oracleのサイトを覗くとムキムキのタックス君が見れますので、一度閲覧してみてください。


参考サイト

LinuxとはどんなOS?種類や使い方は? - TECHHUB Magazine(テックハブ・マガジン)

Windows 10 Home と Pro の違い | Microsoft Windows

Windows Serverとは。他OSとの違いや強み、将来性を解説 | Winserverのススメ

【超ざっくりわかる】DebianとUbuntuの違いを比較しました (eng-entrance.com)

Debian とは?動作確認や機能、特徴などを解説| OSSサポートのOpenStandia™【NRI】

Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステム | Red Hat

SUSE - エンタープライズ・サーバーとクラウド向けのオープンソース・ソリューション | SUSE

Linux | Oracle 日本

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