今回は、Exchange OnlineをOutlookアプリで利用する方法について紹介します。
Outlookアプリを起動して、メールアドレス欄に社員01のメールアドレスを入力して接続をクリックします。
サインイン画面が表示されたら、社員01でサインインします。
今回は検証用のため、「いいえ、このアプリのみにサインインします」をクリックします。
「アカウントが正常に追加されました」の画面が表示されたら完了をクリックすると、社員01のメールボックスが開きます。
本手順でOutlookアプリに設定した時、MAPIというプロトコルが使われています。
メーラーからメールサーバーへ接続する方法はいくつかありますが、Exchange Onlineを利用する上ではMAPIを利用するのがほとんどです。
ユーザーが利用できるプロトコルは管理者によって制御することができます。実際にやってみましょう。
以下URLにアクセスします
https://admin.microsoft.com/
サインインの画面が表示されたら、管理者アカウントでログインしてください。
ログイン方法がわからなくなった時は https://www.miraclejob.com/recommend/detail?cd=2875 を参照
ユーザーからアクティブなユーザーと進んで、社員01を選択します。
メールタブのメールアプリを管理するをクリックします。
Outlookデスクトップ(MAPI)のチェックを外して保存します。
この設定を行うと、本手順で紹介したOutlookアプリを起動してユーザーのログインIDとパスワードを入力すると自動的にメールのプロファイルが作成される動作にならなくなります。
たまにあるのですが、Outlookアプリの最初の設定が上手くいかないと問い合わせがあった際、このMAPIのチェックが外れていた、なんてこともあったりしました。
デフォルトではオンになっているのですが、まれにある話なので頭の片隅に置いておくとトラブルシューティングに役立つかもしれません。