LAMP環境の各ソフトウェアの簡単な説明とインストール手順を調べてみましたので、書き出していこうと思います。
□LAMP環境とは
LAMPとはオープンソースソフトウェアの組み合わせを指す言葉であり、「L」Linux、「A」Apache HTTP Server、「M」MySQL、「P」PHPの頭文字を取っています。
LAMP環境について書いた投稿があるので、詳しく知りたい方は見てみてください。
□Linuxとは
Linuxとは、OSの名前であり、またOSを動かす脳の役割を持つ「カーネル」の名前もあります。Linuxカーネルは「狭義のLinux」とも呼ばれています。カーネルを含むいくつかのソフトウェアをひとまとめにしたものを「OS」と呼び、先述の名前に対して「広義のLinux」とも呼ばれています。
そんなLinuxディストリビューション(種類)のひとつが「Cent OS」です。
LinuxやCent OSのことを深く調べていくと結構面白いので、時間があれば調べてみてもいいかもしれません。
それでは、OSを動かす環境を作っていきましょう。
□仮想マシンのダウンロード
まずは、すべての土台となるOSを動かす仮想マシンをダウンロードします。
仮想マシンとは、普段使用しているWindowsやMac上で動かせるOSを動かすためのマシンです。有名なのはVMWareやHyper-Vなどです。
◆Hyper-VはMicrosoftが提供する仮想化システムです。直接インストールし仮想マシンを稼働させるハイパーバイザー型であり、ホストOSを必要としないため、直接制御することでコントロール遅延を最小限に抑えることができます。その代わり、仮想マシンを動かすOSの物理メモリを使用するため、物理メモリが少ない場合快適に動かない場合があります。Windows 10 Enterprise以降のOSにのみインストールでき、Windows 10 Homeでは使用できません。
◆VMWareはアメリカに本拠を持つ同名の会社が提供している仮想マシンです。Hyper-Vより先に提供されており、またホスト型のため使用端末やサーバーの種類を問わず手軽に導入できます。しかし、仮想環境からハードウェアにアクセスする際に必ずホストOSを経由するため、速度低下やシステム処理の負荷がかかる可能性があります。ちなみに、マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」にはVMWareが搭載されています(Azure VMware Solution)。
この記事ではHyper-Vを使用していますが、OS設定後の操作はVMWareとの違いはありません。
□Cent OSのダウンロード
仮想マシンが用意出来たら、システムの準備をします。OSも様々な種類がありますが、ここでは広く使われているCent OS7のISOファイルをローカルに落とします。
URL:https://www.centos.org/
□仮想マシンのセット
仮想マシンとOSの準備ができから、OSを仮想マシンにセットします。
この記事では手順を簡単に説明してるだけなので、詳しいセットアップ方法は割愛させていただきます。詳しく知りたい方は下記URLを参照ください。なお、使用するOSやバージョンなど使用環境によって手順が異なる場合があります。
https://qiita.com/bitterrich/items/7003a3b2e09e38b656c0
□VMWareを使用したインストールの場合
VMWareではいくつか初期設定手順が異なるので、下記URLを参照ください。なお、使用するOSやバージョンなど使用環境によって手順が異なる場合があります。
https://eng-entrance.com/linux-vmware-install
いかがでしょうか。
参考にしていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
□参考URL
ホスト型とハイパーバイザー型の違いは何?VMware vSphere Hypervisor の概要 | Think IT(シンクイット)