CPUはPCにおける重要な核パーツであり、各アプリやソフトに命令をだすコンピューターの頭脳です。
PC等の使いやすさは、CPUにかかっているといっても過言ではないでしょう。
そこで、CPUの性能を確認するときに見るポイントを調べてみました。
例として、東芝 Dynabook G9 の仕様を見てみましょう。
CPU
インテル® Core i7-1260P プロセッサー
(最大動作周波数)
Pコア:最大周波数 4.7-GHz、Eコア:最大周波数 3.40GHz
12コア/16スレッド
・コア数
コアとはデータ処理作業を行うCPUの中核になるパーツのことで、1つのCPUに搭載されているコアが多ければ多いほど高性能になります。同時に複数のアプリケーションを実行することができます。
Dynabook Gシリーズでは「12コア」と記載があるので、処理能力は高いと思われます。
・スレッド数
スレッド数(論理コア数)とは、物理的なコアの数ではなく、OS上で認識されるCPUのコア数のことです。
スレッド数もコア数と同じく、数が多ければその分高性能といえます。
基本的には1コア=1スレッドになりますが、スレッド数がコア数を上回っているCPUもあります。
それらは「同時マルチスレッディング機能」が搭載されており、1つのコアで2つのスレッドを同時に実行できるようになり、複数のアプリケーション実行時の処理の効率が向上されます。
Dynabook Gシリーズでは「16スレッド」と記載があるので、かなり高性能になるでしょう。
・クロック周波数
CPUが処理を行う際に発する信号を扱う速さのことで、処理速度の指標となります。単位は「Hz(ヘルツ)」「GHz(ギガヘルツ)」となり、クロック周波数もまた数値が高ければ高いほど高性能になります。
Dynabook Gシリーズでは「最大周波数 3.40GHz~4.70GHz」と理想的な数値だといえます。
いかがだったでしょうか。
PCを見てみるときは、どういったCPUが搭載されているのか確認してみてもいいかもしれませんね。
参考:
Gシリーズ | 2022年秋冬 | dynabook(ダイナブック公式)
CPUとは?わかりやすく解説! | masalog(マサログ) (masavlog.com)