「ローカル5G」について、ご紹介したいと思いますが、
その前に、5Gについて簡単に説明します。
5Gとは、大容量かつ超高速でデータ通信を可能とした第5世代移動通信システムの略です。
日本国内では、NTTdocomoなどの大手4大キャリアによって一般的にサービス展開されています(パブリック5G)。
大容量、超高速通信以外の特徴で言えば、「多数同時接続、超低遅延」が挙げられ、IoT・VR・自動運転に活用されます。
では、本題の「ローカル5G」についてです。
読んで字の如く、地域などの特定エリアに5Gネットワークを構築運用されるシステムのことです。
企業や自治体などが独自の5Gネットワークを構築することで、ネットワークを占有することができ、
安定した通信が提供可能かつ災害時などで回線が輻輳することを防ぎます。
主に人手不足で悩ましい地方では、農業用機械の自動運転や通信状況が芳しくないトンネル内等の建設現場で活用され、
さらには医療現場において遠隔で手術を実現可能とされており、人口減による人手不足を解消するために今後おおいに期待されている技術です。
年末年始帰省された際は、地元でどんな独自の5Gサービスが展開されているか確認してみるのも面白いかと思います!