AZ-900:Azure fundamentals 合格体験記⑥
前回はAzure ADについて説明しました。
今回はSaaS,PaaS,IaaSの違いについて説明します。
まずは以下に添付した写真をご覧ください。
これらはクラウドサービスの提供形態です。
大きな違いは、提供範囲です。
例えば、IaaSではOSやアプリケーションはユーザー自身で管理するのに対し、
SaaSではそれらをプロバイダーが管理してくれます。
要するに、提供モデルによって管理範囲や運用管理が違ってくるというわけですね。
それでは、これらの提供形態を利用するにあたり適した「人」と「サービス」について例を挙げます。
・SaaS…なるべく管理と運用はプロバイダに任せたい人、Microsoft365など
・PaaS…Webアプリ等を開発したい人、Azure App Serviceなど
・IaaS…インフラを構築・運用したい人、仮想マシンなど
ここで注意!
試験の問題でこのような出題がありました。
Azure SQL Databaseをインストールした仮想マシンはPaaSである。
□はい
□いいえ
この場合、答えはどちらでしょうか?
正解はいいえです。
確かにAzure SQL Databaseの提供形態はPaaSですが、仮想マシンにインストールしたのであれば
IaaSということになります。
クラウドの概要は試験の中でも割と出題されていたイメージです。
しっかり押さえておきましょう!
参考:Windows Azure IaaS vs. PaaS vs. SaaS (robertgreiner.com)