利用するファイルシステムは、事前にマウント設定を行います。
マウント設定をする際は、/etc/fstabファイルに内容を記述します。
/etc/fstabは、1行につき1つのファイルの設定が記述されます。
左から
1.デバイス名
2.マウントポイント
3.ファイルシステムの種類
4.マウントオプション
5.dumpフラグ
6.fsckフラグ
の順に記述されます。
デバイス名はデバイスファイルまたはラベル(予めファイルシステムにつけておいた名前)、UUIDのいずれかを指定します。
ラベルを指定する際は「LABEL=○○」と記述し、UUIDを指定する際は「UUID=○○」と記述します。
以下が主なマウントオプションです。
defaults : ※デフォルトを指定する
async : 非同期で入出力する
auto : 「mount -a」実行時にマウントする
noauto : 「mount -a」実行時にマウントしない
ro : 読み取り専用にする
rw : 読み取り、書き込みを許可する
user : 一般ユーザがマウントでき、本人のみアンマウントできる
users : 一般ユーザがマウントでき、誰でもアンマウントできる
nouser : 一般ユーザのマウントを禁止する
exec : バイナリの実行を許可する
noexec : バイナリの実行を許可しない
※デフォルトのオプションは、async、auto、exec、nouser、rw、suidになります。