今回は環境変数についてご紹介します。
環境変数とは…
”OSが設定値などを永続的に保存し、利用者や実行されるプログラムから設定・参照できるようにしたもの。プログラムの実行時などに必要となる、利用者やコンピュータごとに内容が異なる設定値などを記録するために用いられる。”
出典:環境変数(environment variables)とは - IT用語辞典 e-Words
環境変数を設定しておくと、プログラムの実行を簡単に行うことができるなど様々な利点があります。
有名な環境変数を以下に記載します。
PATH - コマンドやプログラムを検索するディレクトリリスト
PWD - カレントディレクトリ
HOSTNAME - ホスト名
USER - 現在のユーザー
LANG - ロケール
HOME - ホームディレクトリ
HISTFILE - コマンド履歴のファイル
HISTSIZE - コマンド履歴のファイルに保存されるコマンド履歴の件数
HISTFILESIZE - HISTFILEに保存する履歴数
TZ - タイムゾーン
現在設定されている環境変数を調べるには
env、printenv、set、export
などのコマンドを使用します。