前回はクラウドで提供されている3つサービスのおおまかな違いをご紹介いたしましたが、今回はSaaS PaaS IaaSの管理の範囲の違いをご紹介いたします。

SaaSは、管理作業が最小で簡単なカスタマイズしかできません。

SaaSは、ハードウェアからアプリケーションまでのすべてをクラウドサービスプロバイダーが管理します。そのため、ユーザーはセキュリティ対策やバックアップなどの管理対策を行う必要がないため管理作業が最小ですが、簡単なカスタマイズしかできません。

これに対してPaaSはOSとミドルウェアの変更は制限されます。

アプリケーション以外はクラウド事業者が管理しています。そのため、開発者はアプリケーション開発だけに集中することができます。

最後のIaaSはOSやミドルウェア、アプリケーション自由に管理することができます。そのかわりOSやアプリケーションのセキュリティ対策やバックアップなどの管理タスクはユーザー自身が行う必要があります。

Azureの学習をしている方の役に立てれば幸いです。