今回はviコマンドについてご紹介します。
viはLinuxでよく使われているテキストエディタです。
viエディタを操作・編集するにはviコマンドを利用します。
書式 : vi ファイル名
ファイル名が既に存在するものであればそのファイルを編集、
存在しないものであれば新しいファイルが作成されます。
viには、コマンドモードと入力モードがあります。
viコマンドを実行するとコマンドモードで開くので、テキストを記述する際
など、文字を入力したいときには入力モードに変更します。
現在コマンドモードで、入力モードに変更するときは以下のいずれかのアルファベットを押下します。
i : カーソル位置から文字入力を開始する
I : カーソルのある行の行頭から文字入力を開始する
a : カーソル位置の後ろから文字入力を開始する
A : カーソルのある行の行末から文字入力を開始する
o : カーソルのある行の下に空白行を追加し文字入力を開始する
O : カーソルのある行の上に空白行を追加し文字入力を開始する
入力モードからコマンドモードに変更するときは[Esc]キーを押下します。
viを保存または終了する際には、コマンドモードに変更してから以下のいずれかを入力します。
:w : 編集内容を保存する
:wq / :x / ZZ : 編集内容を保存しviを終了する
:q! : viを強制終了する