今回はLVM(論理ボリュームマネージャ)についてご紹介します。
LVMとは…
”UNIX系OSで利用できる機能の一つで、複数の外部記憶装置(ストレージ)やその内部のパーティションをまとめ、単一の記憶領域として利用する機能。”
以下がLVMの仕組みです。
1. 作成したパーティションからPVを作成する
2. PVをVGにまとめる
3. VGからLVを切り出す
4. LVを初期化し、マウントして利用する
以下が用語の説明です。
・PV(Physical Volume)
物理ボリュームとも呼ばれる。
ディスクの物理領域。パーティションの1区画やディスク1枚のことを指すこともある。
・VG(Volume Group)
複数のPVの集まりのこと。
・LV(Logical Volume)
論理ボリュームとも呼ばれる。
VGから切り出した領域。LVは自由に容量を変更することができる。
LV内にファイルシステムを作成して、ファイルなどのデータを格納することが多い。
LVMを利用することで、ディスク管理の柔軟性が高まります。
またハードディスクの増設も容易になります。