今回はtarコマンドについてご紹介します。
tarコマンドは、複数のファイルをひとつにまとめてアーカイブを作成するコマンドです。
tarコマンドには複数のオプションがあり、いくつかを併用して適用させることが多いです。
以下が主なオプションです。
-c : 新しいアーカイブを作成する
-f : アーカイブファイルを指定する
-z : gzip形式で圧縮 / 展開する
-j : bzip2形式で圧縮 / 展開する
-t : アーカイブ内容を一覧表示する
-x : アーカイブを展開する
-v : 詳細を表示する
次にオプションの併用例をご紹介します。
・tar cvf アーカイブ名 ファイル名1 ファイル名2…
新しいアーカイブを作成する
・tar -tf アーカイブ名
アーカイブの内容を表示する
基本的にはオプションを指定する順番に決まりはありませんが、ファイル名の直前に-fが来るように
-fオプションは最後に付ける必要があります。
tarコマンドは用途が幅広いので、オプションを覚えてしっかり活用できるようにしましょう!