今回はループバックアドレスについてご紹介します。
	
ループバックアドレスは、そのコンピュータ自身を指すIPアドレスです。
ローカルループバックアドレスとも呼ばれます。
	
例えばコンピュータAとコンピュータBがあった場合、
コンピュータAがループバックアドレスにアクセスするとコンピュータAに接続され、
コンピュータBがループバックアドレスにアクセスするとコンピュータBに接続されます。
	
ループバックアドレスは、自身のコンピュータ内でTCP/IPが有効かどうか確認するときや、
自身のコンピュータ上でサービスが動作しているかどうかを確認するときなどに利用します。
	
ループバックアドレスのホスト名は「localhost」です。
	
IPv4アドレスにおいて、127.0.0.1~127.0.0.254はループバックアドレスの範囲として予約されていますが、基本的に使われるのは「127.0.0.1」のみです。
またIPv6では「::1」(0:0:0:0:0:0:0:1)がループバックアドレスです。
	
Windowsのコマンドプロンプトでループバックアドレスに接続されているかを確認するには、「ping 127.0.0.1」を実行します。
	 
 
	
また、「ping localhost」を実行しても確認することができます。
「ping localhost」を実行した場合は応答がIPv6で返ってきます。
	 
 
	
	
	
参照資料
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/0610/14/news021.html