今回はMACアドレスについて、IPアドレスと比較しながらまとめました。
MACアドレスとは、ネットワーク上で機器を識別するために割り当てられた一意の番号です。
MACアドレスもIPアドレスも機器を識別するための番号ですが、役割や表記の仕方が異なります。
16進数、48ビットで表す
10進数、32ビットまたは16進数、128ビットで表す
相手に送るデータを郵便物に例えると、
IPアドレスが送り先の住所
MACアドレスが送り先に届くまでに通る○○郵便局の住所
です。
MACアドレスはNICに記載されており、機器の購入時には既に付与されているものなのでIPアドレスとは違い、原則変更することはできません。
物理的に機器に割り当てられているアドレスなので、物理アドレスと呼ばれることもあります。
MACアドレスはNICに記載されていて、機器の設定画面から確認することができますが、コマンドプロンプトで調べることも可能です。
MACアドレスを調べるにはipconfigやgetmac、*arpといったコマンドを用います。
*arp - IPアドレスからMACアドレスを求める、アドレス解決プロトコルとそのコマンド。
arpで得たIPアドレスとMACアドレスの対応表は、arpキャッシュと呼ばれ、次からの
問い合わせの際に参照できるよう一定時間保管される
参照資料
「IPアドレス」と「MACアドレス」の違い|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 (i-3-i.info)
ARP(アドレス解決プロトコル)とは - IT用語辞典 e-Words