今回は、atコマンドとbatchコマンドについて紹介します。
【at】
指定したコマンドを指定した時間に1回実行するよう予約するコマンド
書式:at [オプション] [日時]
日時はHH:MMでの表記が一般的ですが、midnight(真夜中)やteatime(午後4時)などの指定も可能です。
atコマンドは対話形式なので、上記の書式を実行した後に実行するコマンドを指定します。
<atコマンドで予約済みのジョブの管理をする際のオプション>
・-l 予約中のジョブを表示
(=atqコマンドと同様)
・-d 予約中のジョブを削除
(=atrmコマンドと同様)
【batch】
システムの負荷が少ないタイミングで指定したコマンドを指定した時間に1回実行するよう予約するコマンド
書式:batch [オプション] [日時]
batchコマンドもatコマンドと同様、対話形式なので上記の書式を実行した後に実行するコマンドを指定します。
予約済みのジョブの管理は、batchコマンドではなくatコマンドで行います。
オプションなどは上記の<atコマンドで予約済みのジョブの管理をする際のオプション>と同様です。
参照資料