今回は、システム管理者が知っていると便利な、ユーザーのログイン情報を確認できるコマンドを3つご紹介します。
	
【who】
現在ログイン中のユーザーを表示するコマンド
	
【w】
現在ログイン中のユーザーに加え、実行中のプロセスやシステム情報など詳細情報も表示するコマンド
	
	
whoコマンドも、wコマンドも、参照するファイルは「/var/run/utmp」です。
「/var/run/utmp」には現在ログイン中のユーザーの情報が格納されています。
	
whoコマンドとwコマンドは用途は同じですが、共通するオプションはないので注意しましょう。
	
	
	
↓セットで知っておくとよいコマンド↓
	
【last】
最近ログインしたユーザーの履歴を一覧表示するコマンド
	
	
参照するファイルは「/var/log/wtmp」です。
「/var/log/wtmp」にはユーザーのログイン情報が格納されています。
	
lastコマンドは今までログインしたユーザーをすべて表示するので、オプションを併用して行数や日時を指定する使い方が一般的です。