今回はaliasコマンドについて紹介します。
alias…コマンドを別名で登録するコマンド
書式:alias エイリアス名='コマンド'
aliasは「別名」という意味の英単語で、aliasコマンドはその名の通りコマンドの別名を登録できるものです。
たとえば、
alias ls='ls -l'
を実行すると、次からは「ls」を実行しただけでオプションを指定しなくても
「ls -l」を実行した結果が表示されます。
よく使うけど長くて毎回打ち込むのが大変、というコマンドを、オプションや引数をまとめて登録しておくと便利です。
また、複数のコマンドをパイプでつなげたものなども登録することができます。
登録済みのエイリアスは、引数を付けずに
alias
を実行することで確認できます。
ちなみに設定の解除はunaliasコマンドで、引数に登録済みのエイリアス名を指定するだけでできます。
使い方がシンプルで便利なコマンドなので、ぜひ使ってみましょう。