前回投稿ではファイル管理に使うコマンド紹介の第2弾としてファイルの移動や名前の変更ができるmvコマンドを取り上げました。今回は第3弾としてファイルの削除ができるrmコマンドについて紹介します。
□ファイルの削除
ファイルを削除する場合は「rm 削除するファイル」のように記述します。上の例では、カレントディレクトリにあるtest.txtを削除しています。
□確認してからファイルを削除
rmコマンドにオプション-iをつけることで削除前に確認メッセージを出すことができます。確認メッセージに対してyesもしくはyを入力すると削除が実行、noもしくはnを入力すると削除がキャンセルされます。上の例では確認メッセージに対してyを入力した場合とnを入力した場合の動作の違いを示しています。
□ディレクトリの削除
ディレクトリを削除したいときは、rmコマンドに-rオプションを指定することで実現できます。「rm -r 削除するディレクトリ」のように記述します。ディレクトリを削除すると、中身も一緒に削除されます。上の例では、カレントディレクトリにあるディレクトリdocumentとその中身のtest2.txtを削除しています。
□rmコマンドのオプション一覧
-f エラーメッセージを表示せず実行する。(危険)
-i 削除前に確認する。
-I 削除対象が4つ以上のときのみ、削除前に確認する。
-r ディレクトリも削除対象に含める。
-v 削除の詳細を表示する。
引用:https://qiita.com//web-hackers/items/7bb34a0a6228a5c10da2
ファイルの削除ができるrmコマンドについては以上となります。次回は、ディレクトリが作成できるmkdirコマンドについて紹介する予定です。