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Shared Access Signature(SAS)
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投稿者: akibaさん
投稿日:2021/09/13 13:49
更新日:2021/09/14 11:35
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分類
技術
テクノロジー
全般
キャリア
運用・保守
投稿内容


今回は、Shared Access Signature(SAS)についてご紹介いたします。


SASとは、ストレージアカウント内のリソースに対する制限付きのアクセス権を付与する URI です。これにより、指定した期間にリソースへのアクセスを許可できる委任アクセスが可能になります。

まず、URIについて簡単に説明します。


【画像】URIとは?「URL」と「URI」の違いを解説!|ferret (ferret-plus.com)


よく耳にする「URL」とあまり聞かない言葉の「URN」を合わせた総称のことをURIと呼びます。

URNとは、Webページの場所を示す識別子であるURLと同様の役割を持ちます。ただし、URLは場所としてのWebページを特定するのに対して、URNは対象となるリソースそのものを直接に特定するものです。

URNは基本的にコンピューター側が識別するものであって、普段は表示されません。


SASでは、このURIをクライアントに付与することでリソースに委任アクセスすることができるようになります。


SASには3種類あります。

ユーザー委任SAS、サービスSAS、アカウントSASです。


ユーザー委任SASは、

・ユーザー委任 SAS は、BLOB ストレージへのアクセスのみ適用される。


サービスSASは、

・1つのストレージサービス(BLOB、キュー、テーブル、ファイルのどれか)のリソースへのアクセスを委任する。


アカウントSASは、

・1つ以上のストレージサービスのリソースへのアクセスを委任する。

・サービスSASで実行できるすべての操作をアカウントSASでも実行できる。

・Get/Set Service Properties や Get Service Statsなどの特定のサービスに適用される操作へのアクセスも委任できます


以上、Microsoft AzureのSASについてのまとめでした。



【参照】Shared Access Signatures (SAS) でデータの制限付きアクセスを付与する - Azure Storage | Microsoft Docs


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