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【Linux】ファイル管理コマンド① cp
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投稿者: nodaさん
投稿日:2021/09/10 13:52
更新日:2021/09/13 11:53
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分類
技術
テクノロジー
Unix系サーバ
キャリア
運用・保守
投稿内容

 一般的に普及しているWindowsOSではクリックやドラッグなどの操作でファイルやフォルダのコピーや移動、削除などができます。Linuxではこれらの動作に対してコマンドが必要となります。そこで、ファイル管理に使うコマンド紹介の第1弾としてファイルのコピーができるcpコマンドを取り上げます。


ファイルのコピー


 ファイルを別名で同じディレクトリにコピーする場合は「cp コピー元ファイル コピー先ファイル」のように記述します。上の例では、カレントディレクトリにあるtest.txtをcopy.txtにコピーしています。


ファイルを別ディレクトリにコピー


 ファイルを別のディレクトリにコピーする場合は「cp コピー元ファイル コピー先ディレクトリ」と記述します。上の例では、カレントディレクトリにあるtest.txtをディレクトリdocumentにコピーしています。


複数ファイルのコピー

 複数ファイルをまとめて別のディレクトリにコピーすることもできます。その場合は「cp コピー元ファイル1 コピー元ファイル2 コピー先ディレクトリ」のように記述します。上の例では、カレントディレクトリにあるtest.txtとcopy.txtをディレクトリdocumentにコピーしています。

3つ以上の場合も同様に「cp コピー元ファイル1 コピー元ファイル2 コピー元ファイル3 コピー先ディレクトリ」のように増やしていけば処理することができます。


ディレクトリのコピー


 ディレクトリをコピーしたいときは、cpコマンドに-rオプションを指定することで実現できます。「cp -r コピー元ディレクトリ コピー先ディレクトリ」のように記述します。ディレクトリをコピーすると、中身も一緒にコピーされます。上の例では、カレントディレクトリにあるディレクトリdoc2とその中身のtest.txtをディレクトリdocumentの中にコピーしています。


cpコマンドのオプション一覧

-a 元ファイルの属性とディレクトリの構成を保持してコピーする。

-b 上書きされるファイルのバックアップを作成する。

-d シンボリックリンクをコピーする際に実体をコピーする。

-f コピー先に同じ名前のファイルがある際に警告なしで上書きをする。

-i 上書きされるファイルがある際に確認が入る。

-l ハードリンクを作成する。

-P ディレクトリ構造ごとコピーする。

-p 元のファイルのオーナー、グループ、パーミション、タイムスタンプを保持。

-r コピー元にディレクトリを指定した場合、再帰的に(サブディレクトリも含めて)コピーする。

-s コピーの代わりにシンボリックリンクを作成する。

-u 保存先が同じファイル名のファイルだったとき、タイムスタンプを確認して、新しいor同じだったときコピーしない。

-v 実行内容を表示

引用:https://qiita.com/web-hackers/items/08420eb57b1765fdc65d


 ファイルのコピーができるcpコマンドについては以上となります。次回は、ファイルの移動や名前の変更ができるmvコマンドについて紹介する予定です。


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