DNSはインターネットにおいてドメインの一意性を実現する仕組みをいいます。

ユーザーがURLを入力すると、そのドメイン情報がDNSサーバーで名前解決され、必要なIPアドレスをクライアントに返すという流れがあります。

・DNSサーバ

 IPアドレスとドメイン名の紐づけや変換を行う

 DNSキャッシュサーバと権威DNSサーバがある

・DNSキャッシュサーバー

 権威DNSサーバーに問い合わせし、得た情報をキャッシュに保存

 フルサービスリゾルバとも

・権威DNSサーバー(ネームサーバやDNSコンテンツサーバとも)

 特定のドメインの情報を管理する正当な権限を持つ

・リゾルバ(resolver)

 DNS関連のクライアント側のプログラムでDNSサーバに問い合わせを行う

DNSサーバには２種類ありますが、

DNSキャッシュサーバは自分の管理をしている情報をクラインとに教えてあげるのに対し、

権威DNSサーバはDNSキャッシュサーバでは分からなかった情報にも問合せを行います。

DNSクライアント → DNSキャッシュサーバ → 権威DNSサーバ

・ゾーンファイル

 権威DNSサーバが参照するレコードファイルのこと

・リソースレコード

 ゾーンファイルの中身

権威DNSサーバが名前解決のために使うリソースレコードにはいくつかの種類があります。

・a  ：IPアドレス

・mx  ：メールサーバの情報

・ns ：ネームサーバ

・soa  ：ゾーン(ドメイン情報)

・txt ：テキストの情報

・any  ：すべての情報

DNSサーバはIPアドレスとドメインを名前解決させるための情報であるリソースレコードを多数持っています。

参考

https://www.infraexpert.com/study/tcpip23.html