今回は、Language Understanding(Luis)についてご紹介いたします。
Luisは「AI」の中の「自然言語処理」機能の1つです。
Language Understanding を使用するには、"発話"、"エンティティ"、"意図" という 3 つの主要な概念を考慮する必要があります。
コンピューターは言語を入力として受け入れることができるだけでなく、入力の意味論的意味を解釈できる、つまり、何を言っているかを "理解" できる必要があります。
たとえば、「リビングの電気をつけて」とコンピューターに命令しても自然言語処理を行っていなければ、
コンピューターはただの言語として認識してしまうため、リビングの電気はつきません。
□発話
ユーザーがコンピューターに命令する言語のこと
「リビングの電気をつけて」
「明日の天気予報を調べて」など
□エンティティ
発話の中で参照になる項目のこと(その文の主語)
「リビングの電気をつけて」
「明日の天気予報を調べて」
□意図
ユーザーの発話で表される目標、または目的。(何がしたいか、その文の動詞)
「リビングの電気をつけて」
「明日の天気予報を調べて」
Language Understanding アプリケーションでは、意図とエンティティで構成されるモデルを定義します。 発話は、モデルをトレーニングし、特定の入力に基づいて、最も可能性の高い意図とそれを適用するエンティティを特定するために使用されます。
作成から使用までに、以下の一連の流れがあります。
エンティティを作成→意図を作成→AIのトレーニング→AIのテスト→使用することができるようになります。
【参照】Language Understanding の概要 - Learn | Microsoft Docs