今回はLPIC Level1 101試験の個人的に詰まっている部分について記載していきます。
【システムアーキテクチャー】
〇システムが起動するまでの流れ
BIOS / UFEI ⇒ ブートローダー ⇒ カーネル ⇒ init / systemd ⇒ 起動
・BIOS / UFEI・・・ハードウェアのチェックや初期化
・ブートローダー・・・起動デバイスに書き込まれたものを読み込む
・カーネル・・・メモリの初期化、システムクロックの設定、初期RAMディスクをマウント
・init / systemd・・・必要なサービスを順次起動する
〇デフォルトのランレベル設定ファイル
⇒起動時の動作モードを設定するファイル
/etc/inittab
〇systemdの設定ファイル
⇒サービス管理をする設定ファイル
/etc/systemd/default.target
【Linuxパッケージ管理】
〇GRUB
⇒ ブートローダなので、/bootパーティション配下にある
★GRUB Legacy 設定ファイル
/boot/grub/menu.lst
★GRUB 2 設定ファイル
/boot/grub/grub.ctg
※/etc/default/grubで設定を行い、grub-mkconfigコマンドを実行すると上記ファイルが生成される
〇zypperコマンド
openSUSEで使用されるRPMパッケージ管理コマンド。
★このコマンドはサブコマンドの省略表記が可能★
書式:zypper [サブコマンド]
・サブコマンド ⇒ 省略形
install パッケージ名 ⇒ in
remove パッケージ名 ⇒ rm
info パッケージ名 ⇒ なし
update ⇒ up
update パッケージ名 ⇒ up
list-update ⇒ lu
dist-upgrade ⇒ dup
search キーワード ⇒ se
【GNUとUNIXコマンド】
〇正規表現
「 ^a 」… 先頭にあるaの文字
「 [^a] 」… a以外の文字すべて
【ファイルとプロセス管理】
〇プロセスの終了
Killコマンド
書式:Kill -[シグナル名 or ID] PID
書式:Kill -s [シグナル名 or ID] PID
書式:Kill -SIG[シグナル名 or ID] PID
[シグナル]
シグナル名 : シグナルID : 動作
HUP : 1 : ハングアップ
INT : 2 : 割り込み Ctrl+C
KILL : 9 : 強制終了
TERM : 15 : 終了
CONT : 18 : 停止プロセス再開
STOP : 19 : 一時停止
以上となります
ご参考いただけると幸いです。